2月・3月は確定申告の時期になります。
住宅ローンを利用して住宅を取得した人は確定申告を行うことで減税を受けることができます。なお控除を受けるには、住宅を取得した翌年に自分で確定申告をする必要があります。
"自分で"というのがちょっとハードル高く感じますよね…。でも大丈夫です。やってみればそんなに難しくありませんよ。
まずは余裕をもって確定申告に必要な書類やツールなどを事前に準備しておきましょう。
※太陽光発電の所得がある人も確定申告必要ですね。
新築で家を建てた!いつ確定申告すればいい?
2015年にマイホームを取得・入居していれば、その翌年2016年1月1日以降に確定申告を行う必要があります。
ですので2016年年2月16日(月)から3月16日の確定申告期間に行うようになります。
わたしは2014年にマイホーム取得・入居しましたので、2015年2・3月の確定申告期間に行いました。
確定申告にはe-Taxが便利
まずe-Taxってなに?e-Taxとは確定申告等(納税とかも)の各種手続きをインターネット上で行えるシステムのことです。
確定申告ってこんなイメージ → 税務署に行って(しかも確定申告時期はめっちゃ混んでるイメージ)難しい書類書いて長い時間かけていろいろ手続きする…。みたいな?
そんなかなりめんどくさそうな手続きを、自宅にいながら(もちろん待ち時間なし)24時間いつでもできちゃうんです。e-Taxってやつは!かなり便利なのでインターネット環境がある方は絶対e-Taxを利用することをオススメします。
確定申告時期の税務署はめちゃくちゃこんでる。3時間待ちとか。
昨年住宅ローン控除を受けるための確定申告の際に一度だけ税務署に行きました。と言っても申告書作成のためじゃなく、e-Taxの入力でわからないことがあったのでそれを質問しにいくためだけに(申告はもちろん帰宅後にe-Taxでやりました)。
その税務署ですが、まぁ~混んでます!申告期間最後のほうに行ったので余計混んでいたのかもしれませんがすごいです。まさにこんな感じです↓
写真 ≫ 確定申告受け付け開始 | 東日新聞
税務署についたのが12時半くらい(会社午後半休して)。ちょうどお昼時。すでにすごい人でした。担当の人に聞くと最低でも3時間待ちといわれ…。(ただちょっと質問したいだけなのに…。のちに電話で聞けばよかったじゃんということに気づきました(笑))
とまぁ1日つぶす覚悟で行くしかありませんね。しかも場合によっては会社休んで行かなければいけないのでこれまた大変です。
というわけでやはり自宅のインターネットを使ってe-Taxから申告をオススメします。
e-Taxから確定申告する際に必要な(準備する)もの
自宅のインターネットからできる!といってもインターネットにつながっているパソコンがあるだけではe-Taxからの確定申告はできません。
次のものを準備しておき確定申告に備えましょう。
1. インターネットに接続されたパソコン
まずはこれ。これがないと始まりません。大抵の場合は問題ないと思いますが一応パソコンの環境(OSなど)も確認しておくと安心です。以下が推奨環境となっています。
2. 個人番号カード(ICカード)または住民基本台帳カード
これらはICチップのカードで、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等に使用することができます。
カードはこういうやつです(これは住民基本台帳カード)。ちなみに住民基本台帳カードはすでに新規発行は終了しておりこれからは個人番号カードとなります。でも住民基本台帳カードは期限までは使用できるそうです。
わたしはまだ個人番号カード申請していないのでやらなきゃな。とりあえず今年の確定申告はこの住民基本台帳カードでいけるのでもう少し後になってからかな。
個人番号カードの申請についてはこちらを参照ください
参考サイト ≫ 個人番号カード総合サイト/個人番号カード交付申請
3. 電子証明書
続いて必要なのが、電子証明書。電子証明書は本人を証明する情報などが記録されています。e-Taxでの確定申告の時にはこの電子証明書を使用した電子署名がひつようとなります。要はなりすましとかデータ改ざんとかNG行為を防ぐためのものですね。
この電子証明書はICカードに格納されます。これが前述の個人番号カードや住民基本台帳カードになります。
この電子証明書ですが発行してもらうためには役所に行く必要があります(めんどくさい。でも税務署行って確定申告するのに比べたらマシ)。わたしの住んでいる仙台市ですと、区役所戸籍住民課で発行してくれます。発行手数料は500円かかります…。
前述の通り電子証明書は、個人番号カードや住民基本台帳カードのICに格納されますのでこれらのカードを持っていくのをお忘れなく。30分程度で発行作業はおわります。
4. ICカードリーダ・ライタ
前述の電子証明書を使用して手続きを行うために、ICカードを読み込むための機器がひつようとなります。それがICカードリーダライタです。
e-Tax使用に対応しているこのカードリーダーがあればOKです。(その他にも色々種類はあります)
実際の使用イメージはこんな感じです。ICカードをICカードリーダーにかざします。そしてICカードリーダーはパソコンとUSBで接続して使用します。
ICカードリーダーの実物はこんなやつです(上で紹介した商品より少し型番古いです)。上写真のようにクリップをつけてカードを挟んでしようしたり、下写真のようにスタンドに立てて使用できます。大きさはカードと同じくらいのサイズです。
まとめ
以上がe-Taxで確定申告をするための準備です(必要なもの)。まずは確定申告の期間になる前にこれら4点は準備しておきましょう。
- インターネットに接続されたパソコン
- 個人番号カード(ICカード)または住民基本台帳カード
- 電子証明書
- ICカードリーダ・ライタ
特に電子証明書は直前になって忘れてた!とか期限が切れてた!(期限はたしか3年です)と焦ることがあるので気を付けましょう。
これ以外にもパソコンにソフトウェアをインストールしたり各種セットアップも必要となってきますがそれはまた別途まとめたいと思います。あとは、住宅ローン控除のための確定申告ですと、各種資料の準備も必要となってきますね(こちらもまた別途…)。
確定申告時期がきてドタバタしないようにしっかり準備しておきましょう。
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